現物取引手数料無料のLiquid(リキッド)の登録方法と使い方を大公開
Liquidの特長
高い流動性を目指している
Liquid取引所が目指しているのは、世界規模での取引を実現することによる高い流動性です。その理想を支えているのは、「マッチング・エンジン」「スマート・オーダー・ルーティング」「ワールドブック」などのテクノロジーです。流動性の向上は、活発な取引による迅速な約定、狭いスプレッドなどのメリットをもたらします。ユーザー目線に立った取引所として、このような点に配慮がなされています。
QASHトークンを購入できる
Liquidでは、独自に発行されるQASH(キャッシュ)トークンを購入することができます。このトークンは、保有することで「取引手数料の割引」や「レンディングによる利息収入」などのメリットを享受することができます。これらの特典は、残念ながら日本国内では現在(2019年5月19日時点)利用することができません。しかしながら、QASHトークンそのものの注目度が高まりつつある現状もあり、Liquid取引所の普及状況によって高いポテンシャルを秘める通貨だといえます。
海外在住でも日本円以外の法定通貨を使える
Liquidは、東南アジアをはじめとした全世界に展開する取引所として、様々な通貨を利用できます。利用できる通貨は
- 日本円(JPY)
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- 豪ドル(AUD)
- 香港ドル(HKD)
- シンガポールドル(SGD)
- 人民元(CNY)
- フィリピンペソ(PHP)
- インドネシアルピア(IDR)
等です。
このため、海外に住所を移した際でも柔軟に取引ができます。ただし、日本在住の場合は日本円以外の法定通貨は利用できない点に注意してください。
Liquidの登録方法
個人情報等の入力
まずはLiquidのウェブサイトにて、個人情報を入力します。
個人情報に加えて、「財務情報・投資経験」などの質問にも正直にお答えください。
メールの確認
登録したメールアドレスに、Liquidから以下のようなメールが届きます。
「登録を確認」をクリックして、メールアドレスを認証してください。
2段階認証の設定
「GoogleAuthenticator」を使って、2段階認証を設定する方法をご紹介します。セキュリティ強化のため、2段階認証は忘れずに登録してください。
※GoogleAuthenticatorは登録すると、6桁の数字を表示するアプリになります。スマホよりダウンロードしてお使いください。
1.「2FAを設定する>セキュリティ設定」と移動し、「2段階認証を有効にする」をクリックします。
2.「GoogleAuthenticator」をダウンロード。「+」をタップします。
「バーコードをスキャン」でQRコードを読み取るか、「テキストコード」を入力。
3.「GoogleAuthenticator」アプリ上に表示された「2段階認証コード」をLiquidの画面に入力します。
4.「認証済み」と表示されたら2段階認証の設定完了になります。
本人確認書類のアップロード
1.必要な書類を準備する
本人確認に必要な書類のうち、1点のみでOKなものと、2点必要なものがあります。
以上に該当する書類をあらかじめ準備して、写真に撮っておいてください。反射や陰などで全体が映らないことが無いように注意してください。
2.「プロフィール&口座開設状況>口座審査状況」と移動し、「口座の認証をするにはクリック」をクリックします。
3.本人確認書類を選択し、画像を追加します。プライバシーポリシーに同意したのち、「本人確認書類をアップロードする」をクリックします。
審査完了ハガキ&メールの受信
Liquid側の審査が完了すると、登録した住所に「審査完了ハガキ」が届きます。「審査完了メール」を受信した段階で、取引を始めることができます。
Liquidの取引方法
入金方法
日本円
日本円の入金方法は、「銀行振込」と「クイック入金」の2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
イメージとしては、「銀行振込」は銀行の実店舗で、「クイック入金」はコンビニもしくはネットで決済をするような感じです。
銀行振込
銀行口座の設定
「ウォレット>入金」と移動します。
『JPY』を選択し、「はじめる」をクリックします。(日本国内在住の方は日本円以外の法定通貨は入金できません)
「銀行口座情報」を入力、「銀行口座の確認書類」をアップロードします。間違いがないことを確認したら、「設定」をクリックしてください。
入金依頼の作成
「口座名義」をご確認の上、「金額」欄に入金金額を入力します。
「入力依頼を送信」をクリックします。
表示された「入金ID」をメモ帳などにお控えください。(入金ごとにIDが更新されます)
「振込先口座情報」を確認してください。
銀行での振り込み
最後に、お客様の口座から銀行への振り込みを行います。その際に、「振込名義」を「入金ID振込名義」に必ず変更してください。入金IDの記載がないと入金処理ができないからです。
クイック入金
入金依頼の作成
「ウォレット>入金」と移動してください。
「入金」の下部に表示されている「JPY」のタグを選択してください。(日本国内に在住の方は、日本円以外の法定通貨の入金はできません)
入金依頼の作成画面にて、「クイック入金をする」をクリックします。
お支払方法の選択
「クイック入金」では、以下の三つのお支払方法を選択できます。
- 近くのお店
- 銀行(ATM)
- 銀行(ネットバンク/モバイルバンク)
それぞれについてやり方を解説していきます。
1.近くのお店
お好きな店舗を選択してください。
お店ごとのお支払方法が表示されます。実店舗にて、表示された内容に従って決済を行ってください。
2.銀行(ATM)
「ATM」を選択してください。
「Pay-easy」(ゆうちょ銀行以外の場合)もしくは「ゆうちょ銀行」を選んでください。
表示されたお支払情報に従って、決済を行ってください。「Pay-easy」にて、お支払情報を入力すると決済が可能になります。
3.銀行(ネットバンク/モバイルバンク)
4.「ネットバンク」を選択します。
支払方法を選びます。
その他の金融機関を使う場合は「Pay-easy」へ。
金融機関を選択。
ログインして支払いを完了させてください。
表示されていない金融機関を検索することも可能です。
仮想通貨
BTC、ETH、BCH、QASHの場合
「画面右側のメニュー>入金」と移動します。
入金したい仮想通貨を選択します。
入金用の「アドレス」または「QRコード」を送金元のウォレットや取引所にて入力してください。
XRPの場合
リップル(XRP)の入金の際は、「宛先タグ」の入力を忘れないようにしてください。(身流力の場合入金が失われる場合があります)
売買方法
注文パネル
「注文パネル」では、実際の注文指示を出すことができます。「指値」「成行」「逆指値」「トレール」の中から取引の方法を選んでください。「逆指値」は、一定の金額に到達すると「成行」で取引を行う方法です。「トレール」は、市場価格に沿って一定の価格の変化があれば注文を出します。
注文板
「注文板」では、最新の注文情報が並んでいます。赤字が「売り」、緑字が「買い」注文を示しています。中央に近づくにつれて「安い売り」「高い買い」注文になり、約定の可能性が高くなります。
チャート
最新の価格動向は「チャート」で確認してください。
出金方法
仮想通貨
「メニュー>出金」と移動してください。
出金する仮想通貨を選択してください。
「はじめる」をクリックし、送金先の「BTCアドレス」と「2段階認証コード」を入力してください。内容をご確認の上、「BTCアドレスを追加」をクリックします。
確認用メールアドレスが送信されます。Confirmationtoken:の後に記載されているテキストコードをコピーしてください。
Liquidに戻り、先ほどのテキストコードを「確認トークン」に入力、「BTCアドレスを承認する」をクリックしてください。送信先のBTCアドレスを選択し、「実行」をクリックしてください。
出金依頼確認メールが送信されます。「リクエスト詳細を確認するにはこちら」をクリックしてください。
リクエストの確認後、メールが送信されるのでご確認ください。
日本円
「メニュー>出金」と移動します。
「JPY」を選択し、「出金先の銀行口座」「出金金額」「2段階認証コード」を設定し、「実行」をクリックします。
取引可能通貨
国内のLiquidでは、以下の仮想通貨が取引可能です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- キャッシュ(QASH)
Liquidの注意点
日本国内の在住者は日本円以外の法定通貨を利用できない
日本国内では、外国の通貨を入金することができません。仮想通貨か日本円で入金を行ってください。
リップル(XRP)の出金時、「送信先タグ」を忘れずに
リップルの出金時には、「送信先タグ」を忘れずに入力してください。送金が失敗する可能性があります。
Liquidのまとめ
高い流動性を目指し、グローバルに展開しているLiquidは日本国内の取引所の中でも高い注目を集めています。オリジナルトークンのQASHの動向も含め、目が離せない取引所のひとつです。