「CoinCheck」|国内随一の品揃えで、ビットコイン積み立てサービスも無料
Coincheckの特徴
珍しい通貨が揃う。ステラ、リスク、イーサリアムクラシック、ネム、ファクトム…
coincheckの最大の特徴の一つは、何といっても国内随一の品揃えにあります。2019年11月から上場を開始したステラ(XLM)をはじめ、リスク、イーサリアムクラシック、ネム、ファクトムなどの、国内ではなかなかお目にかかれない通貨がずらりと並びます。ビットコインやイーサリアムでは物足りなくなった中級以上のユーザーにとって、非常にメリットの大きなポイントでしょう。
長期保有者には「貸仮想通貨サービス」はお勧め
Coincheckでは、「貸仮想通貨サービス」があります。これは、仮想通貨をあらかじめ決められた年率でcoincheckに貸すことで、金利で利益を上げることが出来るというシステムです。公式ページには最大年率5%と、大きめです。貸出期間に関しても、一年未満の短期にも対応しているようです。現在はビットコインのみを対象としていますが、イーサリアムやXRPなどのアルトコインにも順次適用される予定です。
ビットコイン積み立てサービスも無料で
「Concheckつみたて」も便利なサービスの一つです。自動で月一回、一万円以上のビットコインを購入し、積み立てることが出来ます。これはいわゆる「ドルコスト平均法」と呼ばれるものの一種で、高いときに購入を抑え、安いときにたくさん買うことによって有利な資産形成をできるという理論に基づいています。手数料に関しても無料なので、将来的なビットコインの価格上昇を予想する方にはお勧めなプランとなります。
電気、ガス料金の支払いにも
他にも、電気やガス料金の支払いにもcoincheckを利用できる「coincheck電気」「coincheckガス」があります。基本的には、料金の一部がビットコインで還元されるシステムです。支払をビットコインにするとさらにお得になります。
Coincheckアンケートで仮想通貨をもらう
アンケートに答えて仮想通貨を受け取れるサービスもあります。Coincheckの運営に協力して、ユーザーエクスペリエンスの向上を助けてみましょう。
Coincheckの登録方法
メールアドレスの認証
まずは、coincheckの公式サイトから、「新規登録」へと進みます。メールアドレスとパスワードを登録し、アカウントを作成してください。その後、指定のメールアドレスに送信されたURLをクリックすると、メールの認証が完了します。
SMS認証
「アカウント>電話番号認証」と遷移し、SMS認証を行います。
二段階認証
セキュリティを強化するために、必ず二段階認証を行ってください。
まず、「設定>二段階認証」と遷移します。
「Google Authenticator」等のアプリをインストールし、coincheckに表示されたQRコードをスキャンします。その後、アプリに表示された六桁の数字をcoincheckで入力することで2段階認証は完了です。
本人確認書類のアップロード
「アカウント>本人確認」と遷移します。
以下の書類から、本人確認に利用するものを選んでください。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限定されます)
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページをご提出ください)
- 住民基本台帳カード
- 個人番号(マイナンバー)カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 1.ビットコイン(BTC/JPY)
- 2.イーサリアム(ETH/JPY, ETH/BTC)
- 3.XRP(XRP/JPY, XRP/BTC)
- 4.ビットコインキャッシュ(BCH/JPY, BCH/BTC)
- 5.ライトコイン(LTC/JPY, LTC/BTC)
- 6.ステラ(XLM/JPY, XLM/BTC)
- 7.イーサリアムクラシック(ETC/JPY, ETC/BTC)
- 8.ネム(XEM/JPY, XEM/BTC)
- 9.リスク(LSK/JPY, LSK/BTC)
- 10.モナコイン(MONA/JPY, MONA/BTC)
- 11.ファクトム(FCT/JPY, FCT/BTC)
※個人番号(マイナンバー)カードの裏面は撮影しないでください。
IDセルフィーのアップロード
Coincheckでは、IDセルフィーという「利用者が本人確認書類を掲げている顔写真」の提出を義務化しています。書類の提出のみではない点に注意が必要です。
ハガキの送付
本人確認は、設定した住所へのハガキの送付をもって完了となります。
Coincheckの取引方法
入金方法
日本円の入金方法には、「銀行振込・コンビニ入金・クイック入金」があります。
「メニュー>ウォレット>日本円の入金」と遷移し、入金方法を選択します。
それぞれの入金方法で、登録した金融機関から日本円を入金することが出来ます。
売買方法
Coincheckでの取引には、取引所形式と販売所形式の2種類が利用できます。取引所形式がユーザー同士の取引になるイメージに対し、販売所形式はユーザーと取引所との売買になります。基本的には、取引所形式の方が約定が難しく、販売所形式の方がスプレッド(売却額と購入額の金額差)が大きくなりがちだという特徴があります。
取引所
「メニュー>トレードビュー」と遷移します。
「注文一覧」のセクションには、買い注文が左側に、売り注文が右側に並んでいます。ここに表示されている注文レートが、現在の仮想通貨の価格の目安になります。
右側のボックスで、「レート」「注文量」を選択することが出来ます。現物取引の場合、「指値注文」(指値注文)および「成行注文」があります。「指値注文」は、レートと注文量を自ら選択する注文方法で、他のユーザーに注文を受け入れてもらうことで約定(注文確定)に繋がります。「成行注文」の場合は、その時点で確実に約定しますが、レートは保証されません。
販売所
「メニュー>コイン購入」と遷移し、購入したい通貨を選択します。日本円かビットコインで購入ができるので、レートと数量を選択して注文を行います。
出金方法
日本円
ブラウザでは「https://coincheck.com/ja/withdraws」へアクセス、スマートフォンでは「出入金>銀行口座に出金」と遷移して登録の銀行口座へ出金申請をしてください。
仮想通貨
「メニュー>コイン送金」と遷移し、送金したい仮想通貨を選択してください。
「新規ラベル」を自由に設定し、「送金宛先」は送信先の仮想通貨受け取り用のアドレスを入力します。
送金額等を設定して、送信を完了します。
取引可能通貨
取引所
現在、取引所で売買できる通貨はビットコインのみとなっています。
1. ビットコイン(BTC/JPY)
販売所
販売所形式では、coincheckと直接仮想通貨を売買することが出来ます。以下の11通貨、21ペアの売買が可能です。
注目すべきは、ステラやネム、リスクやファクトムといった、日本国内の他の取引所では取り扱っていない仮想通貨が目白押しな点です。
手数料
入出金手数料
日本円
日本円の入出金手数料は、以下の通りになります。
コンビニ入金
(入金額から手数料が差し引かれます)
クイック入金
(入金額から手数料が差し引かれます)
仮想通貨
仮想通貨の入金は無料ですが、他の取引所やウォレットへの送金には以下の手数料がかかります。
売買手数料
現物取引
現在、売買手数料は無料となっています。
借入手数料
先物取引を行う場合、ビットコインの借り入れに以下の手数料がかかります。
スワップ手数料
スワップ取引を行う場合の手数料は以下の通りです。
Coincheckの注意点
販売所形式では、スプレッドが大きくなりがち
Coincheckでは現在、ビットコインを除くすべて通貨で販売所のみでの取引となっています。販売所での取引はユーザーと取引所間での取引となり、売買が比較的スムーズに行われますが、その反面スプレッドが大きくなりがちです。スプレッドが大きいと、購入したときの金額は実際の市場価格に比べると割高に、売却したときの価格は割安になってしまいます。しかしCoincheckの場合は、その販売所特有の現象を鑑みても十分利用価値のある珍しい通貨を揃えているので、利用の判断は個々のユーザーに委ねられると考えられます。アルトコインの取引所での売買が再開すれば、このような問題は解決されるでしょう。
NEM流出事件を機に、運営方法を刷新
NEM流出事件は記憶に新しいかと思いますが、それを機にcoincheckは運営を刷新しています。具体的にはネット証券大手マネックスの傘下に入り、ノウハウの継承やセキュリティの強化が期待されています。とはいえ、NEM流出事件の直後の運営の対応としては、翌日流出したNEMを日本円換算で即座に顧客の口座に戻しているので、もともとの運営方針としてもcoincheckは優良だったと考えられます。
Coincheckのまとめ
他の取引所とは一線を画すサービスを展開しているcoincheckは、今なお日本の仮想塚取引所のリーダーの一角だと言えます。注目のポイントとしては、幅広いラインナップを誇るアルトコインの取引所の復活がいつになるかでしょう。アルトコインの取引の利便性が向上していけば、coincheckは取引所の選択肢として絶対的な上位となるでしょう。